スカイツリーとUFO

12月1日 日曜日 快晴。 今年最後のワークショップ。

会場のKFC11階の窓から、何気にスカイツリーを見た時、展望デッキよりも低い高さを、まあまあのスピードで浮遊している黒い球体があった。

まず、見た瞬間に(あ、UFOじゃん!)と、躊躇なく思う。 が、次に頭に浮かんできたのは、(いやいや日曜日の朝っぱらから、こんな快晴の東京の空をUFOが飛んでる?)と、間髪入れずに否定する。

黒い球体は、展望デッキよりも低いから、高さは300m以下。

スピードは、感覚的に夜空で見かける人工衛星よりもやや遅いくらい。

形は球体。色は黒。漆黒ではなく、ガンメタっぽい。

こっちに向かって飛んで来る。

すぐ近くにある、比較的高めのビルの少し上を通過する。

どう見ても理解が及ばない物体。

羽田方面や、東京湾方面を飛んでいる飛行機と比べてみる。

飛行機は白い。太陽の光を反射して光っている。翼も見える。

飛行機の動きは、かなーりゆっくり、球体の速度と比べると、まるで止まっているかのように感じる。

もう一度、黒い球体に目をやる。

太陽の光を反射していない。 翼もない。どうみても球体。

飛行機と比べると、かなりの高速。

(飛行機ってこんなに遅かったっけ...?)と、ふと思う。

黒い球体は、羽田空港方面に、高度を維持したまま一直線に飛んでいる。

羽田空港の上空には、離陸したばかりの角度と思われる飛行機が2機、飛んでいるのが見える。

その飛行機のすぐ下を、黒い球体は通過していく。

ここから見る限り、飛行機とニアミスでドキ!っとする高さですれ違う。

スカイツリーの横に見えてから、羽田空港まで、感覚的に10秒はなかったと思う。

ただ、黒い球体を見ている時間は、もっと長く感じた。

どう見てもUFOにしか思えない.... でも頭の中では、(いやいや、日曜日の朝にスカイツリーの真横をUFOが飛んでいたら、きっと何百人もの人が見るでしょ。快晴で絶好の天気のスカイツリーだし、たくさんの人が写真撮るでしょ。こんなに堂々と出て来る?)と、必死に否定。

でもその光景が頭から離れずに、ずっと頭の中をグルグルぐるぐるしている。

あれだけハッキリと出現していたのに、どうして全然ニュースになっていないのだろう?

あの快晴のスカイツリー、あれを誰も見ていないなんてことある?

あらゆる角度から、たくさんの人達が1日中写真を撮ってるもんじゃないの?

なんで...? どうして...?

自分はもちろん、UFOは嫌いじゃないけど、大好きでもない。

UFOコンタクトを望んでいるUFO呼びたい派でもないし、UFO自慢したい派でもないし、まあUFO来れば拒まない派くらいのスタンス。

あのUFOは自分に姿を見せるために飛んでいたようにも思えるし、他に誰も目撃者がいないなら、きっとそういうことなんだろう。

でも、なんで俺?

夜なら何度か見たことあるけど、初めて昼間にリアルUFOを見て、少し戸惑っている。

写真や動画を撮っておけばよかったなと思ったのは、今さらですが、今になってのこと。

あれだけリアルにUFOを目の当たりにすると、そんなことは露程も浮かばない。

それを見ていた時も一切興奮しなかったし、今も「謎」に感じるだけで、感情的には淡々としている。

そして感じたことは、(そういや最近UFOを見る頻度が増えてきたな)ってこと。

 

あれから日にちを経て....

WS当日に見たUFOが頭から離れず、あの光景が頭の中でグルグルしています。

初めて昼間に目撃したリアルUFOとはいえ、自分がこんなにも衝撃を受けるとは思っていませんでした。

夜空では何度か見ているのに、快晴の空で見たそれは、本当に衝撃でした。

そしておそらく、それを目撃していたのは自分しかいない!という状況に戸惑っています。

今や東京のランドーマークでもあるスカイツリーを、誰も見ていない時間なんてあるのだろうか?

スカイツリーの真横であんなに目立つUFOを、誰もみてないことが不思議過ぎて...

もっとUFO体験やETコンタクトを切望している人や、ちゃんと動画で記録したり、それを発信したりしている影響力のある人の前に出現した方が、世のためになったのではなかろうか?と考えてしまいます。

仕事中も、リラックス中も、瞑想中も、頭の片隅から、あのUFOが消えません。

 

意識領域の探索WSでは、コンタクトの対象から、これまでETを除外してきました。

始めの頃に2回程実施したことがありますが、意思疎通を図ることが困難であり、コンタクトをしても何も実感が伴わないことから、見送ってきました。

また、ネガティブな存在に繋がってしまうリスクも、可能性として否定できないということもあります。

意図的に避けていたせいか、自分の中で興味が薄れかけていたUFOやETや宇宙へ抱いていた好奇心がリセットされたかのように、あれからずーっと考えてしまいます。